さまざまな健康法が溢れる中、自分の体を気遣う人が増えている。
従来は仕事終わりにスポーツを行いストレス発散する人が多かったが、近頃は出社前に朝活を行うケースが増え、フィットネスクラブやスーパー銭湯は、朝から多くの人で賑わっている。

健康には肉体的なものと精神的なものがあり、ストレスフルで精神をコントロールすることが困難な現代では、精神科系の病院には身なりの整ったサラリーマンやOLも通っている。

肉体と精神の関係は、ニワトリとタマゴの関係のようにどちらが優先するということはない。
肉体に疲労を感じると精神も落ち込み、反対に精神が病むと抵抗力が低下して病気になることがあるため、健康管理を行うには肉体と精神のバランスを考慮する必要がある。

子供の時から継続してスポーツを行ってきた者は、自身の能力に応じた運動をすることが可能だが、そうでない者がいきなりスポーツを始めると心臓等の負担が大きく疾患の原因になる。
そのため、運動初心者が運動を始める際には、まずはインストラクターに一番適した方法を指導してもらうといいだろう。

フィットネスクラブとスポーツクラブでは違いがあり、フィットネスクラブは健康増進全般が目的、スポーツクラブは鍛えることをメインとしている。インストラクターが常駐しているフィットネスクラブでは、初回に体重や血圧等を図り、年齢や体調に応じた運動をすることができる。

近頃はどちらも室内プール・トレーニングジム・入浴施設など設備が充実しており、異性が知り合う場としても利用されている。異性の目があるとファッションにも気を遣うようになり、メンタル的にも良い。
そのため、健康管理の運動は独りひっそりで行うよりも、フィットネスクラブなどに通う方が、楽しみながら続けることができるのだ。